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​民間機(新)の世界

​いまや民間機の世界ではボーイング社とエアバス社の二強となり、前世代のように個性的な機体が少なくなったのは非常に残念ですが、燃費の向上や騒音の低下といった環境に優しい航空機が多くなったのは良かったのかな?と思います。

最新のボーイング787に至っては、炭素複合材(CFRP)で作ったことで、従来よりも軽くて丈夫であり、エンジンも基本性能を向上させるなどで、20%もの燃費向上が現実されている。

電子機器も21世紀の旅客機にふさわしいものに一新されつつあり、また乗客である私たちにとってもキャビンの与圧と湿度が高く保たれていたり、窓が大きく開放感があるといった快適性の向上といったメリットがあります。

​このホームページでは、おもに広島空港で見られるものを取り上げています。

​なお、セロテープマークはプリントした写真をスキャンして使用していることを表しています。

​ボーイング787-8

ダグラスDC-8 千歳空港

787は全日空が世界で最初に発注して就航させた最新鋭の中型旅客機です。

写真は「ひろしまそらの日2011」に飛来した1番機(JA801A)で、この塗装は2番機と共に2機しかなく、いまは国際便に使われているためにローカル空港では見れなくなってしまいました・・・(いつかは国際線で乗りたいものだ)

787の構造上の特徴は、機体構造のほとんどを炭素複合材(CFRP)で作ったということで、従来よりも軽くて丈夫であり、軽いことにより少ない燃料で飛ばせることができ、航空会社にとっては経済性がメリットであり、乗客にとっては快適性に優れておりキャビンの気圧と湿度が保たれていて、窓が大きくて開放感がある。

​全日空は派生型として787-8から胴体をストレッチさせて座席数を46席増やした787-9型機が羽田空港からの国際便として、日本航空でも2016年7月から成田空港からの国際便としてフライト予定です。

​ボーイング777-300

ボーイング777 ポケモンジェット

羽田出発ロビーで撮影した大型旅客機のボーイング777​

​この写真は羽田~千歳でたまたた搭乗したポケモンジェットのラッピングでちょっと恥ずかしかった(笑)

ボーイング777は老朽化していたジャンボジェットの後継機となったが、双発エンジンのおかげで燃費や維持費がはるかに安く済み、胴体を延長したこの300型は400~500席クラスの旅客機の主役として君臨することになりました。

開発当初は、双発機は長距離の洋上飛行などで大きな制約をうけていたが規制緩和を望む声が高まり現在に至っています。

​なお、日本の次期政府専用機として現在使用中のボーイング747より全長の長いボーイング777ER を選定しています。

​ボーイング767-200

ボーイング767 広島空港

​ボーイングとして初めて本格的にシステムの監視や制御を、自動化やデジタル技術によって、通常ならば航空機関士(FE)を含めて3名で常務するところを2名で運行できるようにしたグラスコクピットを持つハイテクな機材のはしりです。

機体の特徴は、ワイドボディよりスマートなセミワイドボディ(普通席2-3-2の配列)に分類され、ワイドボディ機よりも空気抵抗が少ない分、燃費も良くなっています。

座席数は767/200型が260シート程度となっていて、往年のDC-8長胴型とほぼ匹敵します。

​国際線では777や787がいて、国際線では737がいるために、なんだか地味な存在なのが少し悲しい・・・

​ボーイング737-800

ボーイング737 広島空港

​ボーイング737はボーイングが作った最初の短距離用ジェット旅客機である。

​国内路線では、どこでも見かけるベストセラーになった機材であり、現在でも改良を続けながら受注総額は1万機を超えるという驚きの航空機です!!

その人気の理由は基本設計のよさに加えて発展性の大きさにあるようです。

​小型機にもかかわらず、大型のボーイング707と同じ断面積としたために、胴体を延長しても無理のないものになっていて、さらに標準的なエコノミークラスであれば6列の座席を配置できることもできる。

​また設備が貧弱な地方の中小空港や、騒音規制の厳しい大都市の空港間を頻繁に離着陸する短距離路線において使用されることを想定し、短い滑走路での離着陸や短時間での巡航高度への上昇を実現するために、主翼には比較的強力な紅葉力装置が装備されている。

​エアバスA320-200

​ヨーロッパの航空機メーカーであるエアバスで、A318、A319、A320、A321という、いわゆるA320ファミリーのセンターとなる機材で、フライバイワイヤ(電気信号で操舵する装置)とサイドスティックというゲームセンターで見かけるような操縦かん(ジョイスティックのような?)が、A380という500席以上の大型機まで採用されていて、ほぼ同じように操縦できるようになっています。

その信頼性と性能や経済性が実証されるにつれ、販売数も劇的に増加して、ライバルであるボーイング737が改良機で対抗せざるを得なくなっている状況である。

​日本では長くANAとスターフライヤーのみが就航する少数派だったが、2012年に相次いで就航したLCC3社がいずれも経済性を重視するA320を採用したことにより、この機材が再評価されることとなっている。

​ボンバルディア CRJ700

東亜国内航空 TDA YS-11 DC-9

​ボンバルディアは日本ではなじみのない名前ではあるが、航空機メーカーとしては第3位、鉄道部門では世界最大の生産部門を保有しているカナダの会社である。

CRJは前身のひとつであるカナディアがビジネスジェットチャレンジャーをベースに開発したリージョナルジェット:RJ(地域間輸送のジェット機)である。

​広島空港からは成田空港と仙台空港を結んでおり、一度搭乗する機会があったけれど、搭乗するときに「頭をぶつけないように!!」という地上職員さんから注意事項があり、その低さは感じたけれど機内の狭さは感じなかったと思います。

基本座席は50席程度で、このクラスでは燃費が良くて運航費の安いプロペラ機というのが常識であったが、このCRJが就航すると多くの乗客はジェット機を選び、予想以上の好成績を挙げたことで、小型リージョナルジェットの開発は世界的なブームとなるのであった!!

​ボンバルディア DHC-800

千歳空港 ボンバルディアDHC-800

​ボンバルディアは日本ではなじみのない名前ではあるが、航空機メーカーとしては第3位、鉄道部門では世界最大の生産部門を保有しているカナダの会社である。

CRJは前身のひとつであるカナディアがビジネスジェットチャレンジャーをベースに開発したリージョナルジェット:RJ(地域間輸送のジェット機)である。

​撮影した新千歳空港からは、稚内・女満別・中標津・釧路・函館などを結んでいます。

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