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​ヘリコプターの世界

ヘリコプターは、エンジンの力で機体上部にあるメインローターと呼ばれる回転翼で揚力を発生し飛行する航空機の一種であり、回転翼機に分類される。

​このホームページでは自衛隊機を除く官公庁のヘリコプターを取り上げています。

Scenic Flights

  • コレクティブ ・ピッチ・レバー(バイクのアクセルのようなもので写真右側)
    機長席(右側)・副操縦士席のそれぞれ左側に位置しています。パイロットはコレクティブ ・レバーを操作することにより、出力をコントロールし、高度・速度を変化させることが出来ます。

     

  • サイクリック ・スティック(操縦桿)
    パイロットは、サイクリック・スティックを傾けると、それに連動し回転しているローター回転面を傾けることが出来ます。前方に傾ければ、ヘリコプターを前方に傾き、ヘリコプターは前進します。パイロットは、サイクリック・スティックを傾けることにより、任意の方向へ機体を進めることが出来ます。

     

  • ラダー ・ペダル
    コックピットフロアーの左右の足元には、それぞれ 1つずつペダルがあります。このペダルにより、パイロットはテールローターの揚力コントロールが出来ます。先に説明しましたが、テールローターは機体の姿勢を真っすぐに保つためにあります。このテールローターから発生される揚力の大きさを変えることにより、機体を回転させることが出来ます。機体は右ペダルを踏むと機体は右方向へ回転し、左ペダルを踏むと機体は左方向へ回転します。

​海猿を乗せて 海上保安庁のヘリコプター 

    海上保安庁の航空機の任務

海上保安庁の航空機は海上における治安の維持、海上交通の安全確保、海難救助、海上災害の防止、海洋汚染の監視取締りなどに従事し、火山監視や沿岸域の測量、被災地への物資輸送なども行います。

JА9931 ベル212 シーダック

広島航空基地にて撮影 すでに退役

 

JA9531 ベル212 たんちょう

昭和61年 釧路航空基地にて撮影

(セロテープマークはプリント写真使用)

JA9531 海上保安庁 ベル212 たんちょう

どちらも退役したベル・ヘリコプター・テキストロン ベル212型機 

MH931シーダック(JA9931)は最後は巡視船やしまに搭載されていたようです。

ベル212は米国ベルヘリコプター・テキストロン社製の中型ヘリで、全長17.41メートル、重量3190キロ。時速約200キロメートルで飛行できる。73年に北海道の千歳航空基地と函館航空基地に1機ずつ配備されたのを皮切りに全国11の管区すべてに配備され、38機が導入された。2枚ローターでコンパクトに収納できることから巡視船搭載機としても重用された。

海上保安庁のベル212は、1973年海上保安庁の主力ヘリとして導入され、以来42年間活躍してきました。

 

最大速度120ノット(時速222K/m) 

最大搭載人員11名

エンジンはP&WC PT6T-3B(900HP×2)

JA908A ベル412EP はなみどり

ひろしま空の日2015でデモフライトを実施

JA908A はなみどり ベル412EP

べル412の概要

アメリカが開発したベル412は、消防・防災、警察、海上保安庁などで運行されている多用途の中型ヘリコプターで、現在のメーカー名はベル・ヘリコプター・テキストロンで民間ヘリの製造はカナダで行われている。ベル412はベル212の発展型で、当初カナダ軍の要求によって開発された。メインローターブレードを2枚から4枚に増やし、飛行性能の向上及び騒音、振動低減を施したタイプである。

現型機が軍用ヘリであるため、機構はシンプルで整備性が良く丈夫に設計されている。ベル412は人員だけなら最大13が登場可能でキャビン幅が広いのが特徴であり、物資や担架などを搭載できるため、救助、救急用ヘリとしても威力を発揮する。ただし降着装置はスキッド式で速度性能は引き込み脚より劣り最大速度は140ノットで巡航では110~120ノットである。

広島県の防災を担当するヘリコプター

JA05HC 広島市消防局航空隊「ひろしま」

平成25年 広島空港にて訓練中を撮影

 

広島市消防局 JA05HC ひろしま

消防・防災ヘリ2機体制で県内全域をカバー

広島市消防局のヘリコプターは広島西飛行場にて、主に広島県西部

​県の防災ヘリコプターは、広島空港にて主に広島県西部を受け持つ。

県内全域の出動要請を広島市消防局の通信指令係が担っていて、同局の通信指令係は県内各地で発生した緊急性を要する事案において、事案ごとに「県防災ヘリ」と「市消防ヘリ」のどちらを出動させるのが最適かを判断しているが、どちらかが整備で飛行できない期間は、1機で県内全域をカバーすることになる。

​ドクターヘリ的事業も、ドクターおよびナースを病院へリポートでピックアップする方式で実施している。

県防災航空センターには,センター長と県内6消防本部から派遣された防災航空隊員6名及び操縦士・整備士等4名が所属しています。

広島市消防消防航空隊は担当課長1名、操縦士3名(副隊長1名)、整備士3名(副隊長1名)航空救助隊員3名(隊長1名)です。

 

JA6774 ベル412EP メイプル

広島航空基地にて撮影 2013年売却

 

JA12HP アグスタAW139 メイプル

広島森林公園にて訓練中を撮影 

​原田隊長に手を振って頂きました(^◇^)

 

​アグスタウェストランドAW139

   JA12HP  広島県防災ヘリ

コールサインJA12HPは2012年に機体が納入された広島県(Hiroshima Pref.)という意味

これまで使用してきたJA6774 ベル412EPと交替する形で2013年1月1日から正式に運航をスタートさせた。AW139を防災ヘリとして使用する自治体は埼玉県に次いで2番目である。広島県防災航空隊の運航体制は365日で運行時間は8時30分~17時15分で、24時間運航は行っていないが、消防隊員は6名のみで、日勤シフトで活動を維持する多忙な航空隊である。

JA12HP  コクピット

JA12HP メイプル コクピット

AW139の操縦席はパイロットの負担を減らすグラスコクピット(液晶)で右側が機長になります。

運航速度はベル412は110ノットだったが、AW139では135~140ノットの高速飛行が出来る。コンピューターで機体の各種データを管理しながら飛行するシステムを有していて、FMS(飛行管理システム)に搭乗人員、燃料、貨物重量などを入力すると重量重心位置が常時計算されパイロットに伝えるほか、ホバリング能力限界(IGE:Out of Ground EffectおよびOGE:In Ground Effect)の性能表も表示される。また飛行ルートを入力して運航し、飛行中は航空機衝突防止装置(TCAS),対地接近警報装置(EGPWS),気象レーダーなどによる情報が総合的にコクピット正面の画面に表示され、航法や安全管理の能力が格段に優れている。とくに自機が向かうルートに航空機がいるか否かはTCASで明確にわかるようになっている。

​広島県防災航空センター

​広島空港の滑走路西側に位置する「広島県防災航空センター」は日常的には防災航空隊の活動拠点であるが、災害発生時には関係者が集合して県の災害対策本部を設置するスペースと資材を確保している。また巨大な救援物資と備蓄倉庫があり、東日本大震災でもここから物資が運ばれた。空港に隣接する形態でこれだけ多くの備蓄を維持している拠点は全国的にも数が少ない。

この広島県防災航空センターのセンター長は県職員で、6名の消防隊員は県内6消防本部から3年間の派遣によって活動する。毎年2名の隊員が交替することになるが、人員数としては全国自治体のなかでも最小規模の防災航空隊。

​なお、広島県防災航空隊は東日本大震災において、緊急消防援助隊として21日間活動した実績を持つ。

空飛ぶ救急車 ドクターヘリ

JA124D ユーロコプター EC135P+

東広島医療センターにて撮影

 

JA124D ドクターヘリ

ドクターヘリとは,医療機器や医薬品を装備し,フライトドクター(医師),フライトナース(看護師)が搭乗して救急現場等に向かい,救命治療を行う専用のヘリコプターです。
ドクターヘリを要請するのは消防で、指令室が119番通報を受けた時点あるいは救急隊員が現場に到着した時点で、ドクターヘリの出動基準に合致する症状と判断すれば基地病院に出動を要請する。

広島県では,平成25年5月1日より,本格運航を開始しました。
広島ヘリポート(広島市西区観音新町四丁目)に医師,看護師が待機し,消防機関からの要請により,迅速に救急現場等へ出動,患者を治療するとともに適切な医療機関へ搬送します。

​広島県内全域を、約30分でカバーできる。

積載人員は 操縦士1名,整備士1名 医師1名,看護師1名
患者1名(ストレッチャー)      最大6名

空飛ぶパトカー 都道府県警ヘリ

JA03HP アグスタA109 北海道警察 ぎんれい

JA03HP アグスタA109Power 北海道警察「ぎんれい」

2016年丘珠航空ページェントにて撮影 

 

都道府県警察航空隊(とどうふけんけいさつこうくうたい)とは、都道府県本部に所属する執行隊の一つであり、ヘリコプターなどの航空機を運用して各種警察活動を行う組織である。

また、山岳警備隊等が設置されている地域の航空隊では、遭難者の救助活動を担当している。さらに、大規模災害が発生した際には、行為緊急援助隊を速やかに被災地に派遣し、重大事件(ハイジャックやテロ事件等)が発生した際には、特殊部隊(SAT)を現場に展開させる等の任務にも当たる。

A109はイタリアのアグスタ社(現アグスタウェストランド社)が開発した双発ヘリコプター。小型軽量でありながら当初から余剰出力のあるエンジンを搭載したため高高度でのホバリング性能に優れ、そのため山岳地での救助活動でも活躍することが出来る。

流線形の機体形状により最大速度311Km/hと高速飛行性能も優れている。

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