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ネコの起源

ねこの起源は6500~4800万年前、体長30cm、細身の体、短い足、四肢には5本の指と引き込みができるかぎ爪、そして長い尾をもつ「ミアキス」というイタチに似た動物がいた。

​このミキアスがネコ目の直接の祖先か、この動物の近縁種がネコ目の先祖だったのではないかと推測されている。

ネコとイヌは人間にとって、もっとも身近な動物で、人間はネコとイヌのことをよく知っているし、おそらくネコとイヌも人間のことをよく知っているはずである。

しかし人間と仲良くなった経緯はネコとイヌとではだいぶ違う。

ネコは農耕が始まってから、イヌはそれよりも古い採集狩猟時代には家畜化されていた。ネコはネズミやウサギなどの動物を捕えるが、人類が農耕を営むようになると、財産である農作物を目当てに集まるネズミを駆除する必要が生まれた。

​最初は穀物庫に集まるネズミや昆虫を野生のネコが狙うという、直接人間が介在しない関係だったが、ネコの存在が財産の保護に役立つことから「常勤の倉庫番」として飼育が始まったと推測されている。

ネコの日本の歴史

縄文時代以前、日本列島にヤマネコまたはイエネコはいなかったようだが、オオヤマネコはいたらしい。

日本にはイリオモテヤマネコとツシマヤマネコの2種の野性ネコ科動物が生息するが、どちらもベンガルヤマネコ属に分類される(ヤマネコと仲間の世界:参照)

文献上で日本にネコが登場するのは、9世紀後半の平安時代のことだ。

以降「枕草子」や「源氏物語」などにもネコの記述が現れており、鎌倉時代になると珍しい動物ではなくなっていたようだ。

また大陸との交易が盛んな時代においては、人間が意図的につれて来たり、交易船に紛れ込んで上陸したりと、移入経路はいろいろとあったらしい。

どちらにしても、ネコは本来は日本にはいない動物だった・・・

直接的、または間接的に人間が介在してネコは日本にやってきたのだ。

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